勝者・敗者のメンタリティに関する名言集
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■競り合いのきつさの中で、ライバルの方が自分よりもっときついはずだと感じられるようになれば勝利は近い。
■勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし[肥前国平戸藩9代藩主松浦静山『剣談』、元プロ野球監督野村克也が好んで引用して有名になった]。
■失敗を恐れて逃げる者はclutch shooterにはなれない。
■登板前夜に緊張して眠れなかったことが、いいピッチングができない言い訳になるなら開幕投手はつとまらない[元阪急ブレーブス投手山田久志]
■ ばれているのだが、勝負どころでラックの中で巻き込まれた振りして寝そべって休んでるのが多い。勝ちたいなら誰よりも早く立ち上ってボールをもらいに動かなければ…[元ラグビー日本代表選手・監督平尾誠二]。
■リンクに出るまでは足が震えているわ。でもリンクに降りたらそこは私だけの世界。だって私が輝くのはそこしかないのだから[a figure skater from former U.S.S.R]。
■守りながらも、攻め疲れさせて相手にダメージを与えなければ反撃の機会はない。
■理不尽な判定があっても、試合を、そして観衆をリスペクトしよう。
■さあ、みんな、今日は何としても勝つぞ!おれたちが勝利に値するということを忘れるな![Lebron James, NBA, 試合前にチームメートを鼓舞して]
■俺はサンドバッグのようにチャンピオンに殴られ続けたが倒れるわけにはいかなかった。奴に俺のことがわかるはずがないのだ。打ち続けるチャンピオンの目がおびえだした時、俺には十分チャンスがあった[boxer, the former heavyweight champion, George Foreman, 45才で逆転KO勝ちでチャンピオンに返り咲いた]
■彼を知り己(おの)れを知れば百戦して殆(あや)うからず。彼を知らずして己れを知れば、一勝一負す。彼を知らず己れを知らざれば、戦う毎に必ず殆うし[紀元前4世紀頃、孫子、謀攻篇]。
■非凡と平凡の差は、可能性が見えるか見えないかである。
■大切なものから逃げれば、ジグソーパズルの最後のone pieceが見つからない余生を送ることになる。
■自分より能力が高い師匠はとかく厳しいと感じるものだ。
■チャンスはチャンスであり、ピンチではない。なのにチャンスに自滅することが多いのはなぜかを考えよ。
■トレーニングにおいては能力より少しプラスαの目標を設定することが重要だが、これには絶妙なバランス感覚が必要。
■勝手読みの頭は凡庸なプレーヤーには自然な現象である。
■失敗から学ぶことと、成功から学ぶことは質がちがう。負けることから学ぶことと、勝つことから学ぶこととは質がちがう。
■実力が同じなら、信念が強い方が勝つ。
■勝負の洞察力とは、偶然と必然の区別がつくことである。
■人事を尽くして天命を待つ(南宋、胡寅『読史管見』に原型)。
■今日は勝つためにできる限りの手は全部試してみた。だけど相手が強くて通じなかった(Roger Federer, Wimbledon決勝戦での敗戦の弁)。
■本当はもっともっと限界まで攻めて勝ちたかったです(山下泰裕、最後の全日本柔道選手権で優勢勝ちで優勝後の弁)。
■俺のやり方が汚いって?!そういうなら来年の世界選手権にもう一度出てこいよ。勝負しよう!(中野浩一、世界スプリントの準決勝で接触転倒して骨折した選手の批判に対して反駁。中野は翌年も連覇)。
■メンタルに疲れた時はフィジカルに休んでも回復しない。そんな時は、何とか時間を確保して競技とは全く無関係な何かに心から打ち込むとよい。そんな別世界をもっていると魂を健全に保ちやすくなって随分と本業でも助かるものだ。
■We are the champions, my friends. And we'll keep on fighting till the end. (Freddie Mercury, Queen):実際にはチャンピオンであり続けるモチベーションを保つことは難しい。
■柔道では相手は敵ではない。相手がいるから自分を磨き高めることができる。だからそれをライバルと言わなかったら何という表現をしたらいいかわからない(柔道家、山下泰裕)。
■選手の実力は周囲との関連で引き出される力動的なものである。上のレベルに行っても輝けるものもいれば、今が最高の輝きのものもいる。
■自分の評価は他人が下すものであって、それに対して弁解しても覆すことはできない。
■自分の心の中に自信が見つからなくても、他人の眼差しの信頼の中に見いだすこともある。:その逆は自惚れであろうか。
■人を育てるには、正面の理、側面の情、背後の恐怖(弁護士中坊公平)。
■ゲームに勝つには、感性、技術、構想、信念が不可欠。芸術作品を仕上げることもまた同様である。
■勝てば官軍、堕落の始まり。
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